あぁ〜あぁ阪神タイガース

２００７年も間もなく終わろうとしている

今年も昨年９月の猛追撃に続き、最後まで中日、巨人と優勝争いをしてくれた
今の時点でこうして振り返ってみるとその渦中にいた時はなんと楽しかったことか
やっている選手は一番大変だったろうが、ファンと一つになって、いちばん楽しかったのではなかろうか

今年も終わろうとしているときに数々の激震がタイガースを襲った
球児のメジャー挑戦表明
ウイリアムスの薬物疑惑
ウイリアムスについては、シーズン中、家族以上に一緒にいた、久保田、球児が「絶対にない」と言っているのだから私も絶対ないと信じたい

そして何より驚き、ファンとしてとても悲しかったのは、鬼軍曹こと島野さんの急逝だろう
直接会ったわけではないが、選手等から聞く限りでは、本当に選手一人ひとりを温かい、育むような目で見守ってくれたと聞く
「育夫」という名の如く
島野さんに代わる人などおらんというのが皆の一致したコメント
タイガースは本当に惜しい人を亡くした
でもいつまでも悲しんでいることを天国の島野さんは望んでいない
選手たちは島野さんの死に接し、２００８年
必ずや弔いＶを
と一つになっているようだが、天国の島野さんに喜んでもらうために、ぜひとも優勝否日本一となり、星野ジャパンとともに栄冠を勝ち取ってほしい

今日１２月初めのデイリーを読み返していると、週刊大衆のＰＲ欄にこう書いてあった

”人気低迷”の元凶はこれだ！！！
「プロ野球をダメにした「阪神の巨人化」「巨人の阪神化」

この見出しを読んでドキッとした
記事を読んだわけではないが、ある意味的を得ているかもと・・・

ノムさんが阪神のフロントを変えたとよく言われているが、「補強」ということにこのころから阪神球団は気づき始め、金本、下柳等を取った

そして２００３年１８年ぶりのセ・リーグ制覇
それからその流れは、岡田阪神に受け継がれている
タイガースは今、常勝軍団になるかと言われ始めている
でもそれはそのままのスタイルを貫いた結果なのかと言われれば多少なりともが付くのかもしれない・・・

私を含め、本当の阪神ファンは、読売のように強くなるためには手段を選ばずというのを本当に歓迎しているのだろうか
今回ＦＡで新井を取った
しかし、それに飽き足らず福留、グライシンガーまでもを取ろうと動いた

週刊大衆が「阪神の巨人化」
今少しずつそうなっていないだろうか

阪神タイガースはどこまでも阪神タイガースであってほしい
泥臭くていい
こけるときは思いっきりこけてもいい
私はそんなタイガースが好きだ
タイガースファンが本当に望むこと

それは、今年売り出し、新人王を取った上園啓史を始め、桜井広大、狩野恵輔、庄田隆弘・・・
こういった生え抜きの選手が育ってにっくき読売を倒す
これが我が阪神タイガースの本当の姿なのではないのだろうか

この記事の見出しを見て私はそう思った